R.I.P. Colin...

大好きだったラリードライバーのコリン・マクレー氏が亡くなったとのことです。ヘリコプター事故とか。…突然すぎて言葉も出ません。

思えば、私がWRCを知るきっかけになったのは、氏の名前が冠してあったPSのゲームソフトでした。その後、私が本格的にWRCにハマりはじめていたころにはすでにフォードに移籍しておりましたが、後にインプレッサを買うことになったきっかけはもちろん、サインツカンクネンとともに、大きく「555」と書かれた青い車を軽やかにぶん回す氏のイメージが強く印象に残っていたからに違いありません。結局、その想いがエスカレートして、自分の車を98年のマクレー仕様にレプリカしなおしてしまうほどになってしまったわけですが(ちなみに、変更前のレプリカのモデルも今は亡きリチャード・バーンズ…せつない)。

その後も、競技中にフォーカスを全焼させたり、原型がとどめないほどにクラッシュさせても完走したり、といった破天荒なスタイルのラリーが思い出深いですが、最近では2005年のオーストラリアでの大躍進を忘れることが出来ません。弱小チームであるシュコダからの参戦で、3日目のお昼までまさかのポディウム争い続けたときのあのファビアの攻撃的な走り。「シュコダマシンのポテンシャルはこんなに高かったのか?いや、マクレーが乗ればどんな車も速くなるのか?」と、送られてくる速報メールをわくわくしながら読んだ日のことは、昨日のように覚えています。

写真は現在の我がインプレッサに輝くドライバー名表示。レプリカですけど誇りにしたいと思います。

心よりご冥福をお祈りします。