都電荒川線乗りつぶしの旅

昨日はあのような悲報を聞いてしまい、かなりブルーになってしまったのですが、そのまま一人で部屋にいるとさらに悲しい気分になりそうだったので、当初の予定通り出かけることにしました。というわけで、今日のブログは実際は昨日の出来事になります。

一度やってみたかった都電荒川線乗りつぶしの旅。先日、CSの番組「みんなの鉄道」で放映されていたのを見て、思い立って出かけてみました。

ほとんど無計画のまま三ノ輪橋駅から乗り込んでしばらく進み、最初に降りたのは熊野前駅。ここには、その昔「天才たけしの元気が出るテレビ」の商店街復活企画で取り上げられていた「熊野前商店街」があるのです。当時TVで毎週見ていたのを思い出し、ふと降りて散策してみました。目的の熊野前商店街はすぐに見つかりましたが…あのころの面影は全くありません。まさにシャッター通りといわんばかりの寂びれよう。きっとここだけじゃなくて、都内のあちこちにこういった商店街があるんでしょうなぁ。

商店街の真ん中あたりのビルの中にふと目をやると…あっ!

たけし猫招き発見!!1985年ってことは、もう22年前なんですなぁ。

ちなみに私、浦安フラワー商店街にも行ったことあります。これで制覇(?)ですな。

そんな商店街に別れを告げ、次に向かったのが荒川車庫駅前に最近できた「都電おもいで広場」。車両基地の横のスペースに、5500形と7500形の2両が置いてあります。うわぁ、懐かしいなぁ(っておまえいくつだよ!ウソですよもちろん)。車両の中には昔の写真や路線図などが掲載されていて郷愁に浸れます。が、個人的には、本線から車庫に延びる引き込み線の雰囲気がよかったなぁ、と思いました。

車両も線路もスケールが小さくて、ミニチュアチックなのがたまりません。交通公園とか遊園地にあるようなアトラクションちっくな雰囲気がいいのです。

その後、王子からの併用軌道などを堪能しつつ、あっという間に早稲田駅に到着。が、まだ時間が早いので「せっかく一日乗車券を持っているのにもったいないじゃないかー!!!」と、早稲田駅で一本見送って、次の電車でまた三ノ輪橋まで戻ることにしました。残念ながら最新の9000形には乗れませんでしたが、7000形のつりかけモーター音を堪能できたので満足満足。