明和電機の広告デザイン 〜4時間集中講義〜

http://www.maywadenki.com/news/060602.html

観覧希望出してみたら当たっちゃったので、見に行ってきました。場所は世田谷区の「世田谷ものづくり学校」。少子化で廃校になった中学校の建物を利用しているらしく、中は学校そのもの。なんだか懐かしい感じだワン。

13年間、明和電機の広告を担当してきた、中村至男さんの広告デザインにまつわるお話をなんと延々4時間。長かったですが、面白かったです。一般のお客さんに分かってもらう、受け入れてもらうには、あえてプライドを捨てて分かりやすくすることは必要、だけど、技術者って自分だけのロマンスを捨てきれなくて、どうしても独りよがりになっちゃう…。ものづくりの仕事をしている人間の端くれとしても、身につまされることがいろいろあって、考えさせられました。

「第1回日本公演のポスターがなぜタンカーの写真だったのか?」という話が実に興味深かったです。実はこれ、私もなんとなく気になってたんですが、その真意を知ったとき、私も完全に乗せられてたことに気づきましたよ。タンカーだ!タンカーだ!

公演の内容は8月に本になるそうです。