オプショナルでクラゲともうひと泳ぎ

3日間楽しんだカープ島ともこれでお別れ。運良くずーっとご一緒していたダイビングチームの皆さんに一足お先にお別れをして、空港のあるコロール島に戻ることに。でもまだちょっとだけ時間があったので、オプショナルツアーで「ジェリーフィッシュレイク」でのシュノーケリングに挑戦。

この湖は外洋から隔離され、独自の生態系を築き上げた塩水湖。外敵がいないので毒の触手が退化してしまったタコクラゲというクラゲがウヨウヨしているのです。入ってみたら「ナンダコリャー!!」状態。自分の周りはひたすらクラゲ、クラゲ、クラゲ、気がつけば水の中に入っているというより、クラゲの中を泳いでいる感じ。キモッ!でも刺さないし、ちっこいのが一生懸命泳いでる姿は意外とかわいいのです。

奴らは一体なぜ、何のためにこの湖に生まれ、生き、死んでいくのでしょうか?なんてことをいろいろ考えさせられたりしましたが、きっと、そういう意味を考えること自体がナンセンスなのかなー、なんて気もしてきます。意味のないことに意味がある、みたいな。

島からの帰りには突然のスコールでほてった体がクールダウン、清清しさにふと空を見上げると、大きな二重の虹がかかっていました。実に見事。パラオ大自然からのステキな餞別となりました。