マンハッタン・ドリーム

夜中、友人たちとチャットをしていて、ふとX68000の話題になりました。X68000…私が初めて買った(買ってもらった)パソコンであり、まだパソコンが純粋なホビーの道具だった時代の終焉を飾った名機だと思っています。いやー、本当にいいマシンでした。とはいえ、実は今でも私の部屋にひっそりとたたずんでいるのですが。

2本の柱に別れた縦置きの本体は「マンハッタン・シェイプ」などと呼ばれ、今見ても実に洗練されたデザインだなーと思います。IBM-PC互換機花盛りの昨今、いろいろな筐体を見てきましたが、これほどまでに美しいデザインを持つものは今だ見たことがないです。

ここでふと気付いた今、ホンモノのマンハッタンにはこの形のビルはもうないんですよねー。ほんの十数年しか経っていないのに。そんなことを思いながらこの筐体を眺めていると、なんだか不思議な感じがしてきます。